ホロライブの大空スバルが8月29日の配信で、同期である湊あくあの卒業に対する率直な思いを語り、感情が高ぶって涙を流す場面があった。この配信では、スバルが抱えていた複雑な感情と、彼女の今後に対する決意が鮮明に語られ、多くのファンにとって心に響く内容となった。
湊あくあへの思いと大空スバルの葛藤
スバルは配信の冒頭で、Twitterで多くのファンから心配の声が寄せられたことに触れ、「スバルは大丈夫」と述べつつ、自身の心情について深く掘り下げた。スバルは「あくあに対しては、もう言いたいことは全部言ったし、聞きたいことは全部聞いた」と語り、「スバルはモヤモヤしたものはない」と、あくあへの気持ちに整理をつけたことを明かした。
また、スバルはあくあとのコラボが少なかった理由についても説明した。「あくあは自分がしたいことがはっきり見えているから、それを尊重して横で見守っていた」と語り、あくあが自身の道を進むことを支える立場に徹していたことを明らかにした。
デビュー当初の苦悩と同期への感謝
スバルはデビュー当初の自分を「マジで落ちこぼれだった」と振り返り、「一番人気がなく、長時間配信もできないし、すぐに休んでしまうような落ちこぼれだった」と、当時の苦しさを素直に打ち明けた。
しかし、そんな時期にあくあをはじめとする同期が自分を引っ張ってくれたことに感謝し、その恩に報いるために「スバルは休まずに頑張ってきた」と語った。
スバルは、あくあが復帰した際に心から喜んでいたことも打ち明けた。「やっと帰ってきてくれた」という気持ちがあったものの、プレッシャーを与えないようにと、あえてその喜びを表に出さなかったという。大空スバルは2期生の一員として、同期と一緒にライブやイベントをしたいという強い思いを抱えていたが、その願いが叶わないまま、あくあが卒業を決意したことで、大きな喪失感を抱えていたとのこと。
涙の告白―スバルの覚悟
そんな2期生と一緒にライブやイベントをしたいという強い思いを抱えていたスバルは、あくあが卒業を決めた時に感じたショックについて、「何だったんだろう、みたいな気持ちになってしまった」と語り、その感情が抑えきれず泣き崩れた。
スバルは、「スバルがここで頑張っていたら、2期でライブやイベントができるのではないかと思って、頑張ってきた」と述べ、その思いが報われなかったことへの悔しさがにじみ出ていた。
しかし、スバルはその後、自分自身の気持ちに整理をつけ、「結局、待っていたのはスバルのわがままだった」と悟り、前に進む決意を固めた。スバルは、「もう待つのをやめる。スバルもスバルなりに歩いていく」と語り、自分の道を歩む決意を示した。
これからのスバルの道
スバルは、配信の最後にファンへ向けて、「これからも最強の大空スバルをよろしくお願いします」と力強く宣言した。彼女は、今後も自分自身のスタイルで活動を続けていくことを決意し、ファンに対して「スバルはスバルなりに歩いていくので、よろしくお願いします」と語った。
この配信を通じて、大空スバルは自らの感情と向き合い、再び前を向いて進んでいく決意を示した。彼女の言葉には、これまでの経験や葛藤が詰まっており、心に深く響く内容となっていた。