VTuber事務所「ホロライブプロダクション」を運営するカバー株式会社は、所属タレント・鷹嶺ルイさんの2ndアルバム『Lapis Lazuli』について、一部販売枚数が音楽ランキングに正しく反映されない不備があったことを公表し、謝罪しました。
この騒動の中で、先輩の白上フブキさんが涙する鷹嶺さんを励まし、運営との対話を後押しした経緯が明らかになりました。
システムエラーでランキング反映されず、運営が謝罪
カバー株式会社の公式発表によると、今回のトラブルは音楽ランキングチャート会社へCD出荷データを送信するシステムのエラーが原因とされています。
【鷹嶺ルイ 2nd Album『Lapis Lazuli』音楽ランキングへの反映不備に関するご報告】
— カバー株式会社 (@cover_corp) December 11, 2025
当該アルバムの一部の販売枚数が、音楽ランキングに正しく反映されていない事象が発生しております。…
これにより、鷹嶺ルイさんの2ndアルバム『Lapis Lazuli』の販売数の一部がランキングに計上されない事態が発生しました。運営側は「本件について重く受け止め、原因究明および再発防止に取り組む」と謝罪し、正常に送信されなかったデータについては一部反映の対応が完了したことを報告しました。
鷹嶺ルイ、ショック隠せず
この発表を受け、当事者である鷹嶺ルイさんも自身のX(旧Twitter)を更新し、心境を語りました。

「正直音楽をやる上で目標にしてた指標なのでショックです」「アルバムを買って応援してくれたみんな。(中略)応援してくれたのに本当ごめんなさい」
ファンへの感謝と謝罪を綴ったその言葉からは、音楽活動にかける強い思いと、予期せぬトラブルへの悔しさが伝わってきます。
「運営ぶん殴ってこい」白上フブキ
この騒動の最中、落ち込んでいた鷹嶺さんを支えたのが、先輩である白上フブキさんでした。
白上さんは自身の配信で、仕事帰りに鷹嶺さんと食事へ行った際のエピソードを明かしました。鷹嶺さんから「アルバム関係のことで爆泣きしている」と相談を受けた白上さんは、普段の温厚な態度から一転、熱い言葉で後輩を励ましたといいます。


「そこは絶対に運営と喧嘩しに行ったほうがいい。どれだけ自分がこのアルバムを出すことが重要なのか、売上がランキングに乗ることがどれだけ大切なのか、叩きつけて運営に叩きつけてこい」
白上さんは、運営のミスに対して寛容な姿勢を見せることが多い自身と比較しつつも、今回ばかりは「ルイがこれまで頑張ってきた分、どうしても譲れないし許せないところ」だと判断しました。「建設的なお話し合い」をするよう背中を押しました。
その結果、鷹嶺さんが勇気を持って自身の思いを「叩きつけた」ことで、運営側も非を認め、今回の公表と対応に至ったとのことです。

ファンからは応援の声「数字より想いは届いている」
SNS上では、運営の不手際に対する厳しい声も見られる一方で、傷ついた鷹嶺さんを励ます温かいコメントが多数寄せられています。
「順位も大事だけど、ルイ姉の歌が最高なのは変わらない!」
「フブキちゃん先輩として最高すぎる。ルイ姉を守ってくれてありがとう」
「運営にちゃんと声を上げられてよかった」
といった声が寄せられています。
今後の展開に注目
今後の鷹嶺ルイさんの音楽活動と、再発防止を誓った運営の対応に引き続き注目が集まります。










