ホロライブプロダクションを運営するカバー株式会社は2025年11月27日、翌28日および12月2日に予定していた公式イベントの延期を発表しました。
直近で発生したメタバースプロジェクト『ホロアース』内のトラブルとの関連が指摘されており、ファンの間では心配の声が上がっています。
5期生・6期生の注目イベントが相次いで延期に
今回延期が発表されたのは、以下の2つのイベントです。
- 「ねぽらぼ重大告知」:11月28日実施予定
- 「holoX降臨パーティー」:12月2日実施予定
運営の公式発表によると、今回の延期は「協議の上」決定されたもので、変更後の日程については「決定次第、近日中にあらためてお知らせする」としています。
ファン待望の「ねぽらぼ」による告知や、「holoX」の記念すべきパーティーが直前で延期となり、SNS上では「重大告知って何だったんだろう?」「準備していたメンバーが一番悔しいはず」といった声が上がっています。
【お知らせ】
— ホロアース (@Holoearth_JP) November 27, 2025
11月28日に実施を予定しておりました「ねぽらぼ重大告知」ならびに12月2日に実施を予定しておりました「holoX降臨パーティー」つきまして、協議の上延期とさせていただきます。…
前日に発生した『ホロアース』NPC問題との関連は?
公式からは延期の具体的な理由は明かされていませんが、ファンの間では、発表の前日(11月26日)に公表された『ホロアース』に関するトラブルが影響しているのではないかと推測されています。
11月26日、カバー株式会社は『ホロアース』Ver.1.1.0のアップデートで追加された新エリア「フォーカル・スクエア」内のNPC(ノンプレイヤーキャラクター)について謝罪文を掲載しました。
『ホロアース』Ver.1.1.0 アップデートにて追加されたエリア「フォーカル・スクエア」内のNPCにつきまして、実在の人物を想起させる表現が含まれていることが確認されました。 当該キャラクターにつきましては、確認後ただちに削除対応を行っております。…
— ホロアース (@Holoearth_JP) November 25, 2025
トラブルの概要
- 問題点:特定のNPCの外見や名称が、実在の人物を強く連想させるものだった
- 運営の対応:確認後、ただちに当該キャラクターを削除
- 原因:制作過程で特定の人物を意図した事実はなかったものの、公開前のチェック体制が不十分だった
運営は「アバター表現の多様性を目的としていた」としつつも、結果として実在の方と類似してしまったことを認め、再発防止に向けた管理体制の強化を約束しています。
この「チェックフローの見直し」や「管理体制の強化」に全社的に取り組むため、お祝いムードのイベント開催を一時的に見送ったのではないかとの見方が多いです。
SNSでの反応「今は我慢の時」「体制立て直しに期待」
今回の一連の出来事に対し、ファンからは様々な反応が寄せられています。
イベント延期については残念がる声が多いものの、「このタイミングでの開催は難しい判断だったと思う」「メンバーを守るためにも、今は延期で正解」などの運営の判断に理解を示す意見が多く見られます。
また、『ホロアース』の件に関しては、「実在の人物に似てしまうのは繊細な問題」「再発防止策を徹底して、安心して楽しめるコンテンツを作ってほしい」といった厳しいながらも期待を込めた意見や、タレントへ向けて「リスナーはいつまでも待ってるよ!」「また告知して!」という温かいエールが送られています。
まとめ
「ねぽらぼ」や「holoX」のイベントを楽しみにしていたファンにとっては辛い時間となりますが、運営体制が整い、心から楽しめる状態でイベントが再開されることを期待したいところです。近日中に発表されるという振替日程の案内を待ちたい。








