VTuberグループ「ホロライブプロダクション」のホロライブゲーマーズに所属する白上フブキさんが、今週末に卒業を控える同僚でホロライブ4期生の天音かなたさんへの現在の心境を配信で語りました。本人の決断を尊重しつつも、「記憶の中で生き続けてもらう」という白上さんらしいエールと、寂しさが感じられました。
「辞めるのやめろとは言わないが、忘れろとかは許さない」
白上フブキさんは配信で、卒業が迫る天音かなたさんについて言及しました。「悲しいけど卒業してしまうんだ」と事実を受け止めつつ、彼女がこれまでに築き上げてきた思い出や軌跡を今後も大切にしていく姿勢を示しています。

「辞めるのやめろとは言わないが、忘れるのは許さない。お前のことは忘れてやらねえという」
白上さんは、卒業という大きな決断を下した天音さんの意思を「尊重したい」と強調しました。引き止めたい気持ちを抑え、本人が悩んで出した答えを肯定する一方で、「その代わりに忘れてやらねえからな。お前絶対覚悟しとけよ」と、天音さんの存在を自身の配信や記憶の中で風化させないと発言しました。
他のホロライブメンバー(ホロメン)からも「辞めるのやめろ」と惜しむ声が上がっていることについて、白上さんはその温かさに触れつつも、自身はあくまで「決断を尊重する」立ち位置を選んだと語っています。

GTAでの”ヘッドショット”や規格外の”握力”…色褪せない思い出たち
配信では、天音かなたさんとの思い出話も展開されました。白上さんの記憶に強く残っているのは、以前開催された「ホロライブGTA」での出来事や、天音さんの代名詞とも言える”握力”のエピソードです。

「お前にGTAで額を撃ち抜かれたことは死んでも忘れないぞ」 「全力で握ってと言ってガチで痛かった記憶とか、あの握力は忘れられねえ」
その他にも、マインクラフトでの「青ウパ(青色のウーパールーパー)」の思い出や、東京リベンジャーズのミュージカルごっこなど、数々の楽しい時間を振り返りました。
「新規の供給はもう得られないかもしれないけれど、かなたんが作ってきた思い出は大事にしていくべき」と、ファンに向けても過去のアーカイブや記憶を大切にしようと呼びかけています。

唯一の心残り、そして最後の贈り物
白上さんには一つだけ心残りがあるといいます。それは、スケジュールの都合で最後に予定していたコラボ配信が叶わなかったことです。

「最後のコラボに行けなくてすまんってなっちゃったんですが、心残りはそれぐらいかな」
その代わりに2人のコラボによる「ショート動画」が公開される予定とのこと。「予定が合わない代わりにショート動画になったので、そっちを楽しみに」と、最後までエンターテインメントを届ける姿勢を見せています。
旅立つ仲間を湿っぽく送り出すのではなく、「お前の軌跡は俺が残してやる」という男気溢れるスタンスを見せた白上フブキさんでした。











