2024年9月17日から始まったホロライブの特別企画「holoGTA」は、ホロライブメンバーたちが『グランド・セフト・オートV』(GTA5)を舞台に、ロールプレイを楽しむイベントだ。専用サーバー「ホロスサントス」で繰り広げられるこのイベントでは、ギャング、警察、市民といった役割に扮したメンバーが、リアルタイムで物語を紡いでいく。
2日目には、ファンが注目する名シーンが次々と生まれ、ネット上でも大きな話題となった。この記事では、特に印象的だったハイライトを紹介する。
目次
宝鐘マリン、兎田ぺこらに執拗な営業電話
2日目の最初の注目シーンは、宝鐘マリンがキャバクラのホステスとしてギャング役の兎田ぺこらに何度も営業電話をかける場面だ。
マリンは「キャバクラに来い」と執拗にぺこらを誘い、ぺこらの通話履歴は彼女からの着信で埋め尽くされた。忙しいギャング活動中にも関わらず、頻繁にかかってくる営業電話に困惑するぺこらの反応が視聴者を大いに笑わせた。
市民からギャングへ?パン屋のカオス
次に紹介するのは、市民役の大神ミオ、戌神ころね、天音かなたが経営するパン屋での出来事だ。
本来は平和に市民として活動するはずの彼女たちだが、いつの間にか銃を構えたり、強盗まがいの行動をするなど、完全にギャング化してしまった。この予測不能な展開に、視聴者たちは驚きと笑いを隠せなかった。
とてもパン屋を営んでいる人の発言ではない。
ときのそら、威圧感あふれるパン屋訪問
ときのそらが、ReGLOSSメンバーを引き連れ、ドレス姿でパン屋に現れたシーンも見どころの一つだ。まるでボディガードに守られたVIPのようなその風貌に、店内にいた戌神ころねは「え、怖い怖い」と思わず口にした。
ラプラス・ダークネスと常闇トワの1v1対決
さらに注目すべきは、警察役のラプラス・ダークネスとギャング役の常闇トワによる1対1の対決だ。ラプラスは車を盾にして戦いを挑んだが、FPSの実力者であるトワが、わずか2ショットでラプラスを撃破。
トワの冷静かつ的確な射撃スキルは、実力を改めて示すものであった。視聴者からは「さすがFPSのベテラン」といった称賛の声が上がった
星街すいせい、夏色まつりを射サツし指名手配
次に取り上げるのは、意外な展開を見せた星街すいせいの反逆劇だ。警察の夏色まつりに逮捕されそうになったすいせいだったが、突如として反撃に転じ、まつりを射サツ。これにより、すいせい自身が指名手配されるという展開に至った。
運営側の立場でありながらもギャング行為に手を染めるすいせいの行動は、衝撃を与えるとともに、GTAらしい混沌とした展開となった。
大空スバルと音乃瀬奏のコント「かなでええええ」
警察署長役の大空スバルと部下の音乃瀬奏によるコント的なやり取りも、この日の見どころの一つだ。
スバルが「ちゃんと仕事をしなさい」と叱責した直後、奏が「キャバクラに行こう」と発言し、それを聞いたスバルが「かなでえええええ!」と叫ぶシーンは、視聴者に『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(こち亀)のようなテンポの良いコメディを思わせた。この息の合ったやり取りに、ファンは「まるでこち亀だ」と笑いに包まれた。
久々のぺこみこ!?兎田ぺこらとさくらみこの掛け合い
最後に紹介するのは、長年のファンにとって待望の瞬間となった兎田ぺこらとさくらみこのコンビによる掛け合いだ。
ギャング役のぺこらが警察官役のみこに捕まるシーンでは、パトカー内での「運転下手すぎて酔いそうなんだが」というぺこらの不満に、みこが「ギャングなのに文句うるせーよ!」と返す絶妙なやり取りが展開された。
さらに、檻の中での「このズボンみこ?」というみこの発言に対して、ぺこらが「お前自意識過剰すぎだろ!」とツッコむ場面は、まさに黄金期のぺこみこを彷彿とさせた。この掛け合いに、ファンたちは「これぞぺこみこ!」と歓喜し、再び二人の絆を感じさせる瞬間となった。
「holoGTA」2日目は、笑いとカオスが交錯する一日となり、ホロライブのメンバーたちはその個性を存分に発揮した。ギャングや警察、市民といった役割を超えて展開されたホロメンたちのロールプレイは、視聴者に新たな楽しみを提供し、SNS上でも大きな反響を呼んでいる。今後の展開もますます目が離せないだろう。ホロライブのメンバーが作り出す世界観は、ファンにとって最高のエンターテインメントであり、今後も注目していきたい。
警察役のラプラス・ダークネスとギャング役の常闇トワですね。
ラプ様の行動的にギャングと癒着してると疑われても当然なの笑う