ホロライブ6期生秘密結社holoXの風真いろはさんが、自身の配信で苦手なボイス収録にまつわる苦悩を語りました。彼女が明かしたのは、熱意あふれる運営スタッフからの”断れない”企画提案と、ホロライブメンバーからの誘いは絶対に断れないという、彼女自身の人の良さからくる「弱点」でした。
魂を削ったボイス収録と”スーパーパワポ”の存在
風真さんは、以前からASMRを含むボイス系の仕事が「マジで苦手」と公言しています。収録に他の人より時間がかかってしまうため、スケジュール的にも厳しいことがあると正直に告白。しかし、そんな風真さんの元へ、運営スタッフは非常に手の込んだ企画書で依頼をしてくるといいます。

ボイスの企画を持ってくる時の、運営さんのパワーポイントの作り方が本当にガチなんだよね。
ござるが断りにくいシチュエーション覚えてきてるからあの人たち。
まるで断られることまで想定済みの、熱意と丁寧さにあふれたパワーポイントでプレゼンされると、苦手な仕事でも断りきれなくなってしまうことがあるようです。特に、同期であるラプラス・ダークネスさんがプロデュースしたASMR企画では、「仲良しだから大丈夫かな」と引き受けたものの、想像以上に本格的な内容に「魂を削ってとった」と当時の心境を振り返りました。
苦手意識と仲間を想う気持ちの葛藤
なぜ風真さんは、そこまでして苦手な仕事を引き受けるのでしょうか。
その背景には、彼女の真面目な性格と、仲間を想う強い気持ちがありました。ダンスの振り覚えは早いと評価される一方で、ボイス収録には時間がかかってしまうという風真さん。自身の得手不得手を理解しているからこそ、全体のスケジュールを考え、ボイス収録の優先順位が低くなってしまうという葛藤があるようです。

ありがたいんだけどさ、収録とかやっぱめっちゃ時間かかっちゃうからね。
やっぱスケジュール的に難しいとかはあるんだよね。
しかし、その葛藤を上回るのが、ホロライブメンバーへの想いでした。
「ホロメンからのお願いは断れない!」
運営からの依頼以上に、風真さんが「絶対に断れない」と語るのが、他のホロメンからの企画の誘いでした。

ホロメンから頼まれると断れないか基本的に。
そんなね、誘われたら嬉しくなっちゃうに決まってるから。
自分自身が忙しい時でも、他のメンバーが企画に協力してくれることに感謝しており、その恩返しをしたいという気持ちが強いと語りました。仲間たちが忙しい中で企画を準備している大変さが分かるからこそ、「できるだけやってあげたい」という気持ちが自然と湧いてくることを明かしました。しかし、プロデュース系の企画に誘われがちと感じている風真さんは、

『苦手って言いながらもうちらがお願いしたらやってくれる』っていうちょろいって思われてるかな?
と少し自虐しながらも、その言葉の裏には、仲間との深い絆と信頼関係が垣間見えました。








