ホロライブ4期生所属のVTuber、天音かなたさんと3期生所属の兎田ぺこらさんによる最後のコラボ配信にて、驚きのエピソードが明かされました。天音さんの卒業発表前、周囲が体調を気遣う中で、兎田ぺこらさんだけが「あんた卒業しないよね?」と核心を突く質問を投げかけていたことが判明しました。その裏には、鋭すぎる観察眼と、隠し通そうとした天音さんの葛藤があったのです。
予期せぬ一言に「エスパーやん」
事の発端は、卒業発表の少し前、冬頃に行われた食事会での出来事でした。天音かなたさん、兎田ぺこらさん、そしてもう一人のメンバー(AZKi)の3人で食事に行った際、ぺこらさんが放った一言が天音さんを戦慄させました。

「あんた卒業しないよね?」
この直球すぎる質問に、天音さんは心の中で「エスパーやん!情報漏れてる!?」と焦りを感じたと語ります。実際には半年前から卒業を決意し、ホロメン(ホロライブメンバー)に悟られないよう慎重に振る舞っていた天音さんですが、ぺこらさんの鋭い勘には動揺を隠せなかったようです。
「カウントダウンライブ」の名簿が決定的な証拠に
なぜ、兎田ぺこらさんだけが卒業を疑うことができたのでしょうか。その理由は、年末恒例の「カウントダウンライブ」の出演者リストにありました。
ぺこらさんは、出演者リストを確認した際、そこに天音かなたさんの名前がないことに気づきました。

「カウントダウンのリストを見た時に、かなたちゃんいなくて、ってなって。これって体調とかでのやつじゃないなら、え、卒業なのか?みたいな」
これに対し、天音さんは必死の言い訳を展開します。「違う仕事が入っている」「スケジュールがそこだけ取られている」と嘘をつき、なんとかその場を切り抜けようとしました。
当時、偶然にも4期生の同期である姫森ルーナさんもリストに名前がなかったことから、ぺこらさんは「かなルーナ(天音かなた&姫森ルーナ)で何か別の企画があるのか?」とも考え、一度はその嘘を信じたそうです。

「ホロライブにしがみつくつもりだった」天音かなたの想い
配信の終盤、天音さんは自身のホロライブへの想いについても語りました。

「いつまでもホロに居ようと思ってた。」
これまで誰も辞めなかったホロライブにおいて、2期生所属の湊あくあさんの卒業などが一つのターニングポイントになったことにも触れつつ、自身にとっても大きな決断であったことがうかがえます。
SNSでのファンの反応
このエピソードに対し、X(旧Twitter)などでは多くのファンが反応を示しています。
「ぺこーらの野生の勘、鋭すぎて笑ったw」
「名前がないだけでそこまで察するぺこちゃん、やっぱり愛があるんだな」
「かなたんが『しがみつくつもりだった』って言葉、涙が出そうになった」
「最後まで隠し通そうとしたかなたんと、気づいちゃうぺこら。二人の関係性が尊い」
結び
活動終了が決まっていてもなお、変わらない軽快なトークでファンを楽しませてくれた天音かなたさんと兎田ぺこらさん。二人の間に流れる信頼関係と、最後まで「アイドル」として振る舞おうとした天音さんのプロ意識が垣間見える配信となりました。











