ホロライブ所属のVTuber「天音かなた」さんが12月3日の配信で、活動における「秘密保持契約(NDA)」の厳格さについて言及しました。メンバー同士でも活動の悩みを相談できない現状や、卒業を控えたメンバーとの関わり方について本音を明かした。
「メンバーにも見せちゃダメ」
配信の中で天音さんは、現在のホロライブにおける情報管理が非常に厳しいことを明かしました。
かつてはルールが比較的緩やかだった時期もあったものの、現在は「自分が次に新衣装が出るから、こんなのを出すよ」といった共有さえも、メンバー間で見せることが禁止されているといいます。
「相談」が招くリスクと孤独
特に深刻なのが、活動の進退や卒業に関する「相談」ができないことです。天音さんはその理由について次のように説明しました。
共犯のリスクとして、もし誰かに相談し、その人が親身になって一緒に動いてくれた場合、その協力体制が大きくなってしまう可能性があります。
その後、相談者が卒業することになった際、「協力したメンバーは知っていたのか」「なぜ止めなかったのか」という責任や、情報の取り扱いが曖昧になってしまうリスクがあることです。
そのため、「最低限の情報を共有するのは本当は必要なことだと思う」と理解を示しつつも、契約上は「ギリギリ」、あるいは「できない」というのが現状のようです。
この状況に対し、天音さんは「誰にも相談できないわけよね」「マネージャーさんや運営さんにも言いにくいことはある」と、タレントが抱える孤独や組織としての難しさを語りました。
「かなたが仕事を断れなかった?」噂を否定
また、一部で囁かれていた「天音かなたが真面目で優しいから、業務外の仕事まで押し付けられてしまったのではないか」というファンの懸念に対しても、強く否定しました。
天音さんは自身の性格について「僕、断ります」と断言。「おかしいでしょって言えます」「めちゃくちゃ言った」と、納得できない業務については運営に対してもしっかりと意見を主張してきたことを明かしました。
その上で、キャパオーバーになってしまった状況については、「たまたまタレントがやらなくていいことをやらなきゃいけない状況が重なった」としつつ、「他のメンバーには一切なかった」と、会社側が調査を入れた結果を報告。ファンに対して「そこは安心してほしい」と呼びかけました。
卒業グッズ発注も”極秘”で
情報管理の徹底ぶりは、外部クリエイターへの依頼にも及んでいました。
天音さんは、卒業グッズの制作に関連して、自身の”ママ”(イラストレーターのおしおしお先生)に依頼をした際のエピソードを明かしました。「どうしてもお願いしたかった」としつつも、「卒業するから」という本当の理由を伝えるために、情報解禁のギリギリまで調整が必要だったといいます。
「公式での天音かなたはもう最後だよ、と伝えた上で描いてほしかった」という強いこだわりがあった一方で、情報漏洩を防ぐために徹底して管理を行ったと語りました。
まとめ
今回の配信では、華やかな活動の裏にある、大きな組織ならではの「ルールの壁」と、その中で葛藤するタレントたちの実情が明らかになりました。
天音かなたさんは、卒業するメンバーの決断を尊重しつつ、「悲しむタレントを見たくない」「キャパオーバーによる孤立などはなくなってくれたらいい」と、今後の体制改善への願いを込めました。
ファンからは「そこまで厳重だとは知らなかった」「かなたんがはっきり否定してくれて安心した」「裏側の苦労が伝わってきた」といった声が上がっています。今後もホロライブの体制や、タレントを守るための環境づくりに注目が集まりそうです。








まとめありがとう…O7
るーちゃん事件が背後にあるのだろうか?あの時はゴシップメディア(配信者?)による誹謗中傷、混乱とまで繋がったらしいから………
情報統制・秘密保持契約はとにかく厳しいとは噂になったし、責任論を考えるなら妥当性があるとも言えるが、「ホロライブはみんな仲良く」ならば、ある程度の業務上の話をするのは、むしろ必要なのでは、と素人目では考えてしまう。ただ、実質、ホロメンは仲間でライバル関係でもある構造だから、難しさはあるのかも………?
どちらかと言うとここ最近内部リーク頻発したからだと思う
匿名掲示板に情報漏れたりとかしたからそこら辺も危惧してのことなんでしょうな
まぁホロメンもかなたその卒業を知らされたら強いショックを受けるだろうしその様子をリーク犯に知られたら誰かが卒業をすると察する筈。そうなると慎重に誰が卒業するか調べるのは確実。そして確定したらリークとなるだろうから仲の良いホロメンにも言えないよな…リーク犯問題は本当に早くどうにかして欲しいよ…