VTuber大神ミオ、緊急入院の真相と復帰への道のりを語る

ホロライブの大神ミオが、急性膵炎により緊急入院していた経緯と復帰について、自身の配信で詳細に語った。ファンからの心配の声に応える形で、病名や症状、入院中の出来事を赤裸々に説明したミオの配信は、多くの視聴者に安心を与えた。

発表された病名「急性膵炎」

ホロライブ運営は病名を明かさないことにすることにしていたが、大神ミオは病名を明かす決意をした。その理由は、病名を隠すことでかえって深刻な病気ではないかとの憶測が広がるのを防ぐためだった。

明かされた病名は「急性膵炎」。「急性膵炎」とは、膵臓が自身の消化酵素によって自己消化してしまい、内臓に炎症が起こる病気だ。一般的な原因としては、アルコールの多量摂取や胆石、過労やストレス、動物性脂肪の摂りすぎが挙げられるが、大神ミオの場合は原因が特定されず「突発性急性膵炎」と診断された。

入院までの経緯

入院までの具体的な経緯について、大神ミオは詳細に語った。最初はただの胃腸の不調かと思い、ご飯を食べてしまったところ、急激な吐き気に襲われた。配信をキャンセルし、体調不良に対処するために寝たが、一向に回復せず、夜になってから救急外来に向かった。友人の助けを借りて病院にたどり着き、様々な検査を受けた結果、膵臓に含まれる消化酵素アミラーゼの値が高く、急性膵炎の疑いがあると診断された。

38℃の熱があり、本当にお腹が痛すぎて、それどころじゃなかったんだけど」と振り返る大神ミオ。結局、近くの大病院に搬送され、そのまま緊急入院となった。

入院中は点滴を受け続けることで治療が行われた。急性膵炎は内臓に甚大なダメージを与えるため、入院が必要不可欠だったのだ。

「胃がめちゃくちゃダメージを受けていました」と語る大神ミオ。膵臓の周りにある他の内臓も影響を受けたが、特に胃が大きなダメージを受けていたという。

ファンへの感謝とお詫び

大神ミオは、今回の入院に際して多くのファンや関係者に迷惑をかけたことを深く詫びたのと同時に、無事に復帰できたことに感謝の意を示した。

大神ミオ
大神ミオ

一番元気じゃなきゃいけないような時期に突然入院することとなってしまい、関係各所にたくさんご調整いただいてホロライブのメンバーにも本来とは違うスケジュールで動いてもらうことになってしまった。
ミオファのみんな、森をあっためておいてくれてありがとう。

ホロライブメンバーのお見舞いについて

入院中、ホロライブのメンバーがお見舞いに来なかった理由についても語られた。大神ミオは「お見舞いに来たいと言ってくれたメンバーもいたけれど、体調が悪すぎて顔色も最悪だったので、やんわりとお断りしていた」と説明した。また、尿道カテーテルを装着していたため、見舞いの際に元気に振る舞えるか不安だったとも述べた。

しかし、多くのメンバーから心配の連絡を受け、ホロライブのあたたかさを感じたと感謝の意を表明した。「ホロライブのメンバー、本当にありがとう。みんな大好きだよ」と語った。

ファンの反応

「大神ミオさん、無事で本当に良かった!」「無理しないでね!」といったコメントがSNS上には溢れている。ファンからの温かいメッセージに、大神ミオも心から感謝している様子だった。

1 COMMENT

匿名

急性膵炎はアルコール等による原因だけでなく、妊娠中の女性がかかりやすい病気の一つでもあり、他の臓器への影響力も強く、致死率が1割強あるとされています。治療後も永続的に機能するかも危ぶまれますので、定期健診と食事は気を付けなければなりません。なにわともあれ、無事でよかったです。おめでとうございます。

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