「みんながやるなら、うちはいいかな」――大神ミオが流行の波に乗らない理由。その裏にある、配信者としての葛藤と優しさ

ホロライブ内で新しいゲームが流行ると、配信スケジュールがそのタイトル一色に染まることも珍しくありません。「箱」としての盛り上がりを感じる光景ですが、そんな中で、あえてゲームを配信するタレントがいます。

今回、切り抜くのはホロライブゲーマーズの大神ミオさんです。

4月7日の大神ミオさんの配信にて、最新作の裏でリメイク版を遊び、ブームが起きても「うちは逆張りだから(笑)」と笑いながら答えていました。しかし、その「逆張り」の裏側には、単なるあまのじゃくではない、リスナーや仲間を想う大神ミオなりの深い理由がありました。

「選ばれるのが怖い」

配信の中で、ミオさんは流行りのゲームをあえて避ける理由を「逆張り狼だから」と茶化しつつも、非常にリアルな本音を漏らしました。

それは、「リスナーに選ばれることへの恐怖」です。

「みんなが同じゲームをやっている中で、自分を選んでもらえるのか?」。

人気タレントがひしめき合うホロライブにおいて、同じ土俵で競うことは、否応なしに「数字」で比較されることを意味します。

ミオさんは、その競争の中に身を置くことに、不安を感じていたのです。

「争いは避けたい」という、ミオらしい生存戦略

また、ミオさんが何度も口にしたのが「自分は平和主義」という言葉でした。

  • 誰かと競うよりも、マイペースでいたい
  • 1番を目指すよりも、穏やかに配信したい

この一見すると控えめな姿勢は、実はミオさんにとっての「心の防衛策」であります。配信者が無理をして流行を追いかけ、疲弊してしまっては元も子もありません。

「自分は自分」と線を引くことで、あの穏やかな「ミオしゃの空気感」が守られていることが分かります。

「流行の裏側」に居場所を作る、大神ミオの役割

筆者が思うに、ミオさんのこのスタイルは、実はホロライブというコミュニティにおいて「癒やし」として機能していると感じます。

誰もが最新トレンドを追いかけ、情報が溢れかえっているとき、ふとミオさんのチャンネルを開くと、そこにはいつも通りの穏やかな時間が流れています。

例えばみんなが新作の『バイオハザード』に絶叫している横で、一人コツコツと旧作を遊ぶミオさん。

その「時代の流れに流されない姿」こそが、視聴者にとっての「実家のような安心感」に繋がっているのではないでしょうか。

「今はみんながやってるから、時期を外してやるかも」とも発言しており、トレンドを無視しているのではなく、「一番良いタイミングで、自分のタイミングで届けたい」という気持ちの表れだと感じます。

まとめ

トレンドを追うことは簡単ですが、あえてそこから降りるのには勇気がいります。

大神ミオさんが貫く「逆張り」は、自分自身のメンタルを守るためであり、そして何より、自分の配信を「争いの場」にしたくないという、大神ミオさんらしい優しさの形だったことがわかりました。

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