ホロライブ所属のVTuber「白銀ノエル」さんが、自身の配信で、2025年11月に大分市佐賀関地区で発生した大規模火災を受け、誕生日記念3Dライブで得られるスーパーチャット(投げ銭)の収益全額相当を寄付すると発表しました。
地元愛に溢れるエピソードと共に、その決意が語られました。
目次
地元・大分を襲った悲劇と白銀ノエルの思い
白銀ノエルさんは「バーチャル大分出身」を公言しており、日頃から大分県の魅力を発信しています。今回の配信では、11月18日に大分市佐賀関地区で発生し、住宅や店舗など約170棟が焼損した大規模火災について触れました。
配信冒頭、沈痛な面持ちで次のように語りました。

「本当に胸が痛い。ニュースを見た瞬間『うっ』てなったの。」
乾燥した気候と強風、そして木造住宅の密集という悪条件が重なり、甚大な被害をもたらした今回の火災。思い出の場所や知人の故郷が炎に包まれた事実に、白銀ノエルさんは深く心を痛めていました。

佐賀関名物「クロメ」への愛と復興への願い
シリアスな話題の中にも、白銀ノエルさんらしい「食」への愛と地元自慢が垣間見える場面もありました。
彼女は佐賀関の特産品である海藻「クロメ(くろめ)」を紹介。「関サバ・関アジ」に並ぶ名物として、「味噌汁に入れるとすごく美味しい!」「栄養豊富で本当に有名」と熱弁しました。
美味しい海産物を育む豊かな海と、そこで暮らす人々の生活が火災によって脅かされている現状に対し、「何かできないことはないか」と真剣に考えた結果、今回の行動に至ったといいます。

生誕ライブ収益の寄付、運営との協議を経て決定
白銀ノエルさんは、運営(カバー株式会社)と協議の上、「自身の生誕祭3Dライブで贈られたスーパーチャットの収益全額相当」を、大分市の義援金窓口へ寄付することを決定しました。
当初は事後報告、あるいは報告なしでの寄付も考えたそうですが、ファンが「ライブの足しにしてほしい」「美味しいものを食べてほしい」という気持ちで贈るお祝い金であることから、使い道を事前に明確にすべきだと判断。
白銀ノエルさんの「誠実でありたい」という姿勢が表れています。


【重要】リスナーへの注意喚起「募金活動ではありません」
今回、白銀ノエルさんが最も強調したのは、「これは募金活動ではない」ということです。彼女はリスナーに対し、誤解のないよう強く呼びかけました。
主なポイントは次の通りです。
- 今回の寄付はあくまで白銀ノエル個人の意思によるもの
- 復興支援を目的としたスーパーチャットを募っているわけではない
- もしリスナーが被災地支援をしたい場合は、大分市の公式窓口へ直接寄付してほしい
白銀ノエルさんは配信内で次のように語りました。

「団長の希望なんですけど、『復興しますように』みたいな感じでスーパーチャットを投げるのは控えて、それは直接(大分市の)窓口へ寄付してください。あくまで団長のお誕生日のお祝いとして投げてくださる分を、寄付したいと思っています」
SNSで称賛の声が相次ぐ
この発言に対し、SNS上のファンからは称賛の声が多数上がっています。
「団長のこういう誠実なところが大好き」
「お祝いが誰かの助けになるなら嬉しい」
「線引きをしっかりしていて素晴らしい」
といったコメントが寄せられました。




団長の大分愛はやっぱすごいな。ホロライブの範囲がだんだん広がってる気がする…ホロリスとして誇らしい!
配信自体見てないので間違いあったらごめんなー。スーパーチャットだとYouTube側にいくらかマージン引かれた後に、団長個人なのかホロ社がマージン分負担するから直接寄付したほうが良いんだろうけど…全部言っちゃうとYouTube側が炎上しかねんから色々配慮したんだろうな