ときのそら「私は活動を続ける」揺るがぬ意志の裏にあった“最初期の地獄” 過密スケジュールと誹謗中傷の過去を告白

VTuberグループ「ホロライブ」の“始まりのVTuber”である「ときのそらさん」が、自身の配信でファンへ向けて「心配しないでも私は活動を続けていきますよ」と力強く宣言しました。その揺るぎない意志の背景には、ホロライブ黎明期の想像を絶する過酷な活動環境と、ネット上の誹謗中傷に耐え抜いた壮絶な経験があることを赤裸々に語り、大きな反響を呼んでいます。

「最初期と比べたらマシ」揺るがぬ活動継続の意志

相次ぐメンバーの卒業などでファンに不安が広がる中、ときのそらさんは自身の活動継続をはっきりと約束しました。その理由について、

ときのそら
ときのそら

私の場合はね、最初期の大変な時期からやってるから。どんな状況になっても最初期と比べちゃうから、最初期より全然マシみたいなところがあって

と説明。ホロライブがまだ形になる前の“とんでもない最初期”を知っているからこそ、現在のどんな困難も乗り越えられるという、圧倒的な経験に裏打ちされたメンタルの強さを覗かせました。

過酷すぎた黎明期①:学生生活との両立、超・過密スケジュール

ときのそらさんが「一番やばかったのは『四月一日さん家の』(わたぬきさんちの)の時」と語ったのは、このVTuberドラマ制作(1期)時のエピソードです。当時まだ学生だったときのそらさんは、作品が好評だったこともあり、冬休み期間に収録を集中的に行うことになりました。

そのスケジュールは凄まじく、「朝7時に集合して、終わるのが21時とか」という長時間拘束が続き、始発電車で現場に向かう必要があったため帰宅もままならず、

ときのそら
ときのそら

冬休み全部が家に帰れないみたいなスケジュール。ずっとホテル生活だった

といいます。さらに、収録が早く終わった日(17時頃)も、「じゃあこの後生放送しましょう」と、息つく暇もなく次の仕事が入る、まさに心身を削るような日々だったことを告白しました。

過酷すぎた黎明期②:「やる気ないならやめろ」心無い誹謗中傷の嵐

過密スケジュールに加え、ときのそらさんを精神的に追い詰めたのが、ネット上の心無い誹謗中傷でした。多忙で凝った配信ができないことに対し、「なんで他の子みたいに色々できないの」「やる気ないんか」「いつも座って普通に喋るばっかり」「やめろ」といったコメントが殺到。

疲労困憊の中で行う歌枠では、練習不足も相まって「下手くそ」「音痴」「よくそれで歌おうと思ったな」「歌やる気ないんだったらもう歌枠やるな」「人以下の歌唱力で歌なんか出すな」といった、現在では考えられないような辛辣な言葉で溢れかえっていたといいます。

ときのそら
ときのそら

(当時のYouTubeの)コメント欄えぐかったよ。リアルタイムのチャット欄とかえぐかった

と振り返り、そうした言葉に「ぐさっと来てる時は何度もあった」と明かしました。

さらに、「そういう言葉ほどね、何度も反芻してね、見なきゃいいのにまた見ちゃうんだよね」「その場所だけ時間を覚えてたりするからまた見ちゃう」と、悪いコメントから目が離せず、繰り返し見ては落ち込むという負のスパイラルに陥っていた苦しい胸の内を吐露しました。この状況は2017年から2019年の終わり頃まで続いたといいます。

乗り越えたからこその「今」とファンへの感謝

「そこが一番ピークだったから」「慣れたかな」と、現在は当時のような状況ではなくなったと語るときのそらさん。しかし、それは単なる「慣れ」ではなく、想像を絶する困難を乗り越えてきたからこその境地と言えるでしょう。「今(のコメント欄は)優しいなって思う。そういうコメント少なくて」と、現在のファンへの感謝も滲ませました。

8 COMMENTS

匿名

厄介ユニコーンとか勘違いリスナーは今でも一定数居るからなぁ。それでも折れずに頑張ってる全てのVtuberを心から応援したい

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匿名

だから日本人ら根っから陰キャってこと、陽キャと陰キャいうけど人種が陰キャ

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匿名

偉いし立派だけど、ときのそらが成長した一方で、会社は何も成長してないということなのでは

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