ホロライブ「ホロウィッチ!」完結へ―さくらみこが心境語る「ダラダラ続くより良い」

VTuber事務所「ホロライブプロダクション」のメディアミックスプロジェクト「魔法少女ホロウィッチ!」が、2026年1月の漫画更新をもって完結することが発表されました。主要キャストの一人である「さくらみこ」さんが自身の配信で心境を語り、完結への前向きな思いや制作の裏側について明かしました。

物語としての綺麗な完結を評価

さくらみこさんは配信で「ホロウィッチ完結らしいね」と切り出し、意外にも明るい声で語りました。

今回の完結について「不思議と悲しくはなくて、プロジェクトが『結末』まで行けたこと自体が良いこと」とポジティブに受け止めています。

人気漫画雑誌を引き合いに出し、次のように語りました。

さくらみこ
さくらみこ

「ジャンプ並みにずっと続いていく物語ではない。漫画として完結するのはすごく良い」
「1年2年とダラダラ続けるよりは、スパッと終わる方が良かったんじゃないか」

プロジェクトが中途半端に終わるのではなく、物語としてしっかりとした結末を迎えられることに、タレントとしての満足感を見せました。

女性プロデューサーの「熱量」と「寄り添う姿勢」

プロジェクトの成功の裏には、ある一人の女性プロデューサーの存在があったといいます。さくらみこさんはこのプロデューサーに対し、感謝を述べました。

圧倒的な熱量とホロライブ愛
プロデューサー自身がホロライブを深く愛しており、デザインやクリエイティブの細部にまでこだわり抜いていたこと。

タレントへの尊重
「これ好きだからやって」というトップダウン形式ではなく、「こういう売り方はどう?」「負担は大丈夫?」と、常にタレントと意見交換しながら進めてくれたこと。

こうした丁寧な制作体制があったからこそ、完結という結果に対しても納得感があり、「素敵だったな」と振り返ることができたようです。

プロジェクト終了後も「衣装」は継続使用可能

ファンにとっての朗報は、プロジェクト終了後も「衣装の使用はOK」という点です。

さくらみこさんは、過去のプロジェクト(『Blue Journey』や『ホロライブ・エラー』など)を例に挙げ、「プロジェクトが終わっても衣装が使えるのは良いね」とホッとした様子を見せました。

特に『ホロライブ・エラー』については、「自分のキャラが死ぬなんて知らなくて台本見て『えっ』てなった」という裏話を交えつつ、演技に挑戦できた貴重な機会だったと振り返りました。今回の『ホロウィッチ』も含め、こうした企画がタレントの新たな一面を引き出す場として役割を果たしていたと語りました。

SNSでのファンの反応

今回の完結発表とさくらみこさんの発言を受け、SNS上では多くのファンが反応しています。

「みこちが『良い終わり方』と言ってくれて安心した」

「ダラダラ続くより完結するのは確かに英断かも。最後まで見届ける!」

「衣装が残るのは本当にありがたい。これからも魔法少女姿が見られるなら嬉しい」

「プロデューサーさんの話で泣けた。愛を持って作ってくれてありがとう」

寂しさを感じつつも、本人の前向きな言葉に救われたファンが多いようです。

結び

2024年の始動から多くのファンを魅了してきた「魔法少女ホロウィッチ!」。2026年1月14日公開予定の漫画第23話をもって、その物語はフィナーレを迎えます。

さくらみこさんが語ったように、これは「終わり」であると同時に、一つの作品が完成する「達成」の瞬間でもあります。

また、プロジェクト終了後も、彼女たちが残した楽曲や衣装はホロライブの歴史の一部として残り続けます。

参考元動画

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