博衣こよりをモデルにしたAIシステム「AIこより」が大成功を収め、ファンの間では「他のホロメンもAI化してほしい!」という声が高まっています。
そもそもAI博衣こよりって?
AIこよりは、博衣こよりさんの容姿や声をもとに開発したAIチャットソフト。博衣こよりさんの基本情報や性格を学習させており、質問を受けるとそれらの情報をもとに返答します。読み上げ機能も搭載しており、返答内容を博衣こよりさんの声で読み上げられます。
AIこよりは一般公開はしておらず、博衣こよりさんの配信に登場しています。
事の発端としてはカバー社内で生成AIの利用方法を検討していたところ、博衣こよりさんから「自身をモチーフにしたAIを作りたい」と要望があり、開発したということです。
返答テキストの生成にはChatGPTを利用しており読み上げAIモデルにはCoeFontのサービスを使っているとのこと。
開発って大変なの?
AIを作るって、想像以上に大変だといいます。
特に、博衣こよりさんのように個性的なキャラクターを再現するには、ビッグデータと呼ばれる博衣こよりに関する膨大な情報をAIに学習させなくてはなりません。
しかしCoeFontというサービスを使うことで、博衣こよりさんが自宅から空いた時間に収録を行っていただくことができたという。
それでも今回は学習データとして3,000文の文章を博衣こよりさんに収録していただいたとのこと。
こう考えると他のホロメンをAI化するには、同じくらいの努力とコストが掛かりそうだなというイメージです。
AI化の未来は?
この技術にはすごく面白く、無限の可能性があります。ファンとのやり取りはもちろん、配信中にも即興で反応できたり、過去の会話を覚えてそれに基づいて話したりすることができます。これは、VTuberの配信をもっと楽しいものにするかもしれません。
しかし、高性能なAIがホロライブのタレントに必要かと言われると答えはNOだと思います。
理由としては高性能AIであればあるほど、真面目な回答が返ってくるのでエンタメ要素が薄くなってしまいます。多少なりともポンコツなAIのほうがツッコミを入れやすいですし、ボケと捉えやすいからです。

まとめ
AI博衣こよりの成功は、ホロライブにとって大きな一歩だったようです。技術的な課題はあるものの、ファンからの期待は高まるばかりです。
今後、他のホロメンもAI化される日が来るかも?ホロライブの新しい挑戦に、これからも注目していきましょう!
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