VTuber事務所「ホロライブプロダクション」に所属する天音かなたさんが、自身の配信にてネット上で噂される「ホロライブメンバーの平均年収」について触れました。
巷で囁かれる「平均7000万円」「4億円」といった金額に対し、VTuber活動における「経費」の過酷な現実を赤裸々に語っています。
「平均年収7000万円」の噂を一刀両断
事の発端は、配信中にリスナーから寄せられた「ホロメンの平均年収7000万円以上ってマジ？」というコメントでした。
これに対し天音かなたさんは、「マジじゃないでしょ。それはマジじゃないと思いますけどね」と即座に否定。「あったら夢あるけどね」と笑いを交えつつも、そうした数字が独り歩きしている現状に疑問を呈しました。
華やかな数字の裏側にある「経費」の壁
続けて天音さんは、表面上の数字だけで判断することの危うさについて、VTuber特有の事情を挙げて説明しました。
特に強調したのは「活動経費」の大きさです。
天音かなた
「経費で9割引かれるから。手取りは9割以上引かれてると思ってもらった方が分かりやすい」
歌ってみた動画の制作、ミックス、イラスト発注など、クオリティの高いコンテンツを維持するためには莫大な費用がかかります。額面の金額をそのまま「個人の収入」として捉えることに対し、「社会のあれこれが分からない時は、妄想しないこと」と、リスナーに対して釘を刺しました。
「4億円あったら何する？」堅実な金銭感覚に称賛の声
話題が「もし4億円があったら」に移ると、天音さんは「貯金をする」と回答。「突然のことにも備えられる女になる」と、浮ついた使い方はしないと宣言しました。
自身について「ケチだから」と分析する天音さんは、活動に必要な経費にはしっかりと投資するものの、自分の私生活のためにはあまりお金を使わないとのこと。
華やかな活躍の裏で、シビアな経費事情と向き合うVTuberの実情が垣間見える配信でした。
年収じゃなくて年商って感じ？