人気VTuberグループ「ホロライブ」による「GTA V」の実況シリーズ「ホロGTA」が、ついに最終回を迎えた。今回は6日目に起きた、兎田ぺこらと百鬼あやめによる“ケツ洗車”をするという予想外の展開が繰り広げられ、ファンの間で大きな話題となった。
事件の発端:ぺこらの1%のミス
配信は、ギャングの百鬼あやめと兎田ぺこらが犯罪を終え、ゲーム内の修理工場「ニャンニャンカーサービス」で愛車のメンテナンスを行う場面から始まった。
ぺこらは操作ミスで猫又おかゆに「ユニコーン棒」を誤って当ててしまい、1%の確率で発動する強力な攻撃を引き当ててしまったのだ。これにより、おかゆを倒してしまうというハプニングが発生した。
ぺこらは「マリンの車の絵のせいでこんなことになった」と言い訳を試みるも、これを許さないおかゆは「ケツ洗車」という示談条件を提示。ぺこらはやむなくこの条件を受け入れることになり、視聴者たちは予期せぬ展開に釘付けとなった。
ケツ洗車とは?
「ケツ洗車」とは、ゲーム内のキャラクターが尻を洗車するかのようなポーズを取るというエモートである。普段はおとなしめの百鬼あやめも、この“ケツ洗車”に巻き込まれる形となり、ぺこらとともにエモートを披露することとなった。
この予想外の展開にファンは大盛り上がりし、配信中には「ぺこ余(ぺこら+あやめ)ケツ洗車」というワードが瞬く間にSNS上で拡散。
特に、ときのそらがこの様子を撮影し、ゲーム内のSNSに投稿したことでさらに注目を集めた。配信終了後には、「ケツ洗車」を題材にしたファンアートやパロディが続々と投稿され、ホロライブのコミュニティ全体が盛り上がりを見せた。
おかゆの冷静な対応
今回の事件で改めて注目を集めたのは、猫又おかゆの冷静な対応だ。おかゆは、ぺこらのミスに対して「医療費は不要だが、その代わりケツ洗車をしてもらう」と提案し、場を和やかに収めた。
その交渉力に、視聴者からは「おかゆの対応が神すぎる」「さすがの器の大きさ」といった称賛の声が寄せられた。
ぺこらは当初、医療費を払って解決しようとしたが、おかゆの提案に押し切られ、最終的には「ケツ洗車」を実行することに。さらには、自らの恥ずかしさを紛らわせるために、あやめを巻き込もうと試みるも失敗し、一人で“ケツ洗車”に挑む姿が視聴者の笑いを誘った。
「ホロGTA」シリーズ、ファンにとって特別な作品に
「ホロGTA」シリーズは、ホロライブのメンバーたちが自由奔放にゲーム内で活躍し、さまざまな事件やトラブルを乗り越える様子を描いた人気企画である。
シリーズは本日を持って完結となったが、ファンの間ではすでに「また次のシーズンが見たい」「ホロGTA2をぜひ!」といった声が上がっており、続編を望む声も多い。また、メンバーたちがどのような形で再びこの世界に戻ってくるのか、今後の展開に期待が高まっている。