ホロライブの1期生である夏色まつりさんが、自身の配信で、VTuberとして活動を始めた初期の動機や当時の業界の状況、そして現在の心境について深く語りました。
VTuberへの原動力は純粋な「好き」という気持ち
夏色さんは、過去の自身のイメージについて触れつつ、「昔はね、頑張ってたんよね」「素に戻ったが近い気がする」と、現在はより自然体で活動していると語りました。VTuberになった当初の動機については、金銭的な目的ではなかったことを強調。「まつりはそもそもお金もらえると思ってなかった」と述べ、 ホロライブに入った理由も、

VTuber好きだったしその界隈が盛り上がって欲しいっていう気持ちもあったし、もう本当に好きだからだけだったんだよな。
と、純粋な愛情と界隈への貢献意識からであったことを明かしました。また、「好きなことで生きていくっていうのが成功したなって思うわ」と、現在の環境への感謝を述べました。
VTuber黎明期:「名を売らないと意味ない」時代とホロライブの無名時代
活動初期のVTuber業界について、「昔は見てもらう、名を売らないと意味ないみたいな時代があったわけよ」と、個々のVTuberがまず認知度を上げることが不可欠だった厳しい時代を回顧。「ホロライブも昔はホロライブとはなんぞやっていうレベルだったわけでさ」と、当時はまだ無名に近かったことを示唆しました。 そうした状況下での「苦労」については、

配信で伸び悩んで苦労したみたいな気持ちはそんなない。正直なんか別にお金を稼ぎに来ましたみたいな感じじゃない
と、金銭的な成功を第一目標としていなかったため、精神的な苦労は少なかったと語りました。
「楽に見えた方が成功」というVTuber観と現在の活動スタイル
夏色さんは独自のVTuber観も披露。

楽に見えた方が成功だとまつりは思うんだよね。
『VTuberって楽でいいね』みたいに思ってもらえてるのがそういう人たちの成功だと思ってる
と語りました。視聴者が娯楽として楽しんでいるからこそ「楽しそう」と感じるのであり、自身も「わあ、楽しそう。まつりもなりたい」という気持ちでこの世界に入ってきたと明かしました。 現在の自身の活動については、

割と美味しいとこを取ってる気がしますよ、自分で。いいとこ取りしてんなって
と正直にコメント。「めっちゃ忙しいかって言われたら割とお暇だし、いっぱい寝れてるし」と、比較的ゆとりのある活動ができていることに満足している様子を見せました。
ホロライブ初期の記憶:1年越しの初スタジオと「機械室より狭い」スタジオ
ホロライブ初期の具体的な思い出として、

初めてスタジオに顔出したのってデビューしてからちょうど1年経ってからぐらいな気がするんですよ。
マジで行くことなかった。
と、当初はスタジオに行く機会すらほとんどなかったことを明かしました。当時はチャンネル登録者数が3万人や5万人に到達するのに1年ほどかかった時代だったと振り返り、初めて使用したスタジオは「今のホロライブの機械室より狭かったもん」というエピソードも。さらに、「昔はさ、スタジオの住所も出てたんだよ。今じゃありえないよね」と、セキュリティ意識も現在とは大きく異なっていた黎明期ならではの状況を語りました。









まつりちゃんのそう言う所好き