ホロライブ・さくらみこ、配信者への意外なきっかけを告白 声のコンプレックスを覆した高校時代の出来事

VTuberグループ「ホロライブ」に所属するさくらみこさんが、自身の配信活動を始めるに至った意外な経緯を語りました。元々は自身の声に自信がなかったというさくらみこさんですが、高校時代のある出来事が大きな転機となったようです。

自身の声への複雑な思い

さくらみこさんは、以前は自分の声があまり好きではなかったと明かしました。多くの人が自身の声に対して何らかのコンプレックスを抱えることがあるように、さくらみこさんも同様の悩みを抱えていた時期があったといいます。

そんなさくらみこさんに転機が訪れたのは高校時代。放送委員の手伝いをする機会があり、全校生徒の前で声を出す経験をしました。

さくらみこ
さくらみこ

声を届けるのがめっちゃ、億劫だった

とその時の心境を振り返っており、かなり緊張した様子が伝わってきます。

放送の手伝いを終え、不安な気持ちで教室に戻ったさくらみこさんを待っていたのは、予想外の反応でした。クラスメイトのギャルから「え、マジでさ、声めっちゃいいじゃん!」「声めっちゃ良くない?可愛くない?」と、自身の声を褒める言葉をかけられたのです。

この出来事は、さくらみこさんにとって大きな驚きであり、同時に自身の声に対する認識を大きく変えるきっかけとなりました。さくらみこさんは当時を振り返り、「え、そっかなってなって」「ギャル、センキューな。本当に優しいギャルって最高。優しいギャルって最強じゃね」と、感謝の気持ちを述べています。一つの言葉が人の考え方や将来を大きく変えることがある、という好例と言えるでしょう。

声の仕事への興味と声優への憧れ

クラスメイトからの肯定的な言葉を受け、さくらみこさんは声を使った仕事にも興味を持つようになったと語ります。一時期は声優になりたいと考えたこともあったそうです。

しかし、自身の滑舌には課題を感じていたようで、

さくらみこ
さくらみこ

滑舌はね、なんかね、やっぱね、良くないかも

と自己分析しています。加えて、声優の緒方恵美さんがテレビ番組で語った「声優になりたいって思ってる人は(声優に)なれないです」という言葉に触れ、「そっか…」と考えさせられた経験も明かしました。声優という職業の厳しさを感じた瞬間だったのかもしれません。

ファンからの反響

この一連のエピソードに対し、配信のチャット欄やSNSでは多くのコメントが寄せられました。 「ギャルに感謝!」「みこちの声があったからホロライブ好きになったよ!」「コンプレックスを乗り越えて今があるんだね、感動した」といった、さくらみこさんの声や活動を肯定する温かい声が多数見られました。 一方で、「声優さんの世界の厳しさも伝わってくる話だな」「きっかけって本当にどこにあるかわからないものだね」といった、異なる視点からの感想も寄せられています。

現在の活動へ

様々な経験や葛藤を経て、さくらみこさんは現在、VTuberとして多くのファンに自身の声を届けています。高校時代のクラスメイトの一言がなければ、今の活動はなかったかもしれません。

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