ホロライブ運営、ガイドライン違反疑いのゲーム配信で任天堂と協議 動画非公開化と再発防止策を発表

VTuberグループ「ホロライブプロダクション」の運営会社は、所属タレントによる過去のゲーム配信において、ガイドライン違反が疑われる内容があったとして、ゲームソフトの販売元である任天堂株式会社と協議を行ったことを発表しました。協議の結果、該当動画の非公開化や再発防止策の実施を決定したとしています。

発端と任天堂との協議

運営会社によると、問題となったのは先般配信された特定のゲーム配信です。配信内容にガイドライン違反の疑いがあるとして、運営会社は任天堂に相談し、対応について協議を進めていました。

任天堂からの要請内容

協議の結果、任天堂からは以下の3点について要請があったとのことです。

  1. 該当動画の非公開化: 当該動画の公開継続は誤解を招く恐れがあるため。
  2. リスクのある企画実施の回避: 今後、ガイドライン違反のリスクがある動画企画の実施を避けること。
  3. ガイドライン遵守の再周知: 所属タレントに対して、改めてガイドライン遵守の必要性を周知すること。

運営会社の対応と再発防止策

運営会社は、任天堂からの要請を受け、該当動画を非公開にする措置を取りました。 加えて、今後の再発防止策として、以下の対応を図る方針を示しています。

  • 企画実施フローの整備: ガイドライン遵守を徹底するための企画実施プロセスを見直し、整備する。
  • 所属タレントへの啓発・指導: 所属タレントに対し、ガイドラインに関する啓発や指導を強化する。

謝罪と今後の活動について

運営会社は本件について、「ファンの皆さま並びに関係する方々にご迷惑をおかけしていることをお詫び申し上げます」と謝罪の意を表明しました。 その上で、「今後も皆さまに安心してコンテンツをお楽しみいただけるよう、十分に注意を払い活動を続けてまいります」とし、引き続きホロライブプロダクションへの支援を呼びかけています。

問い合わせに関する注意

最後に、本件に関する問い合わせについては、所属タレントや関連各所への直接の連絡を控えるよう注意喚起を行っています。

今回の発表は、企業としてのコンプライアンス遵守と、ファンが安心してコンテンツを楽しめる環境維持に向けた運営会社の姿勢を示すものとなります。

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